あさイチ 大人の女性にも大人気!注目の絵本作家ヨシタケシンスケさん
30代女性の感想
絵本作家ヨシタケシンスケさん┃オトナ女性に人気の絵本作家
今月21日に発表された、全国の書店員3000人の投票で選ばれる絵本屋さん大賞。
今年の一位に輝いたのは「おしっこちょっぴりもれたろう」。
おしっこをする前やしたあとにいつもちょっぴりもれてしまう事に悩む男の子のお話です。
実はこの本の作者4年連続で絵本屋さん大賞の一位をとっている注目の新人作家です。
作者は絵本作家のヨシタケシンスケさん。
大阪で行われたサイン会では親子連れだけでなく、列に並ぶ人の多くは大人の女性達なんです。
サイン会に訪れた人は、「日常生活でたわいもないことがすごく面白く書かれている、こんな見方があるんだな」と話していました。
番組ではヨシタケさんに話を伺いました。
腰につけているポーチに入っている手帳に思いついた事をスケッチでメモしているそうです。
実はヨシタケさんは幼い頃から人前に出るのが大の苦手で気の小さなことにかけては自信があるといいます。
「想像力豊かな子供だったんでしょ?と言われるけれども凄く人見知りで甘えん坊で泣き虫な子供で」と話すヨシタケさん。
大学を卒業したあと会社勤めをしたものの仕事になじめず僅か半年で退社、やるせない思いを絵に託して自費出版するうち、出版社の目に留まりデビューを果たします。
そして書いた作品の一つが「もう脱げない。」服を脱ごうとして頭に引っかかってしまった男の子が主人公です。
服が脱げない状況を受け入れて、今のままでもきっと大丈夫だと思うお話です。
書店員の高橋さんもヨシタケさんの作品に出会って考え方が変わったといいます。
高橋さんは「ネガティブを面白がるというか、少しの考え方の違いでずっと楽しくなるというか、悩んでいたこともこういうやり方もありかもしれないしやってみようかなとなったと思います。
」と話されていました。
絵本作家ヨシタケシンスケさんの感想
大人の女性にも人気と言うヨシタケさんの絵本。
独特の視点が素敵だなと思いました。
番組内では絵本の内容もいくつかちょっぴり紹介されていました。
大賞に輝いた「おしっこちょっぴりもれたろう」では、絵本の中で男の子は思います「でもいいじゃないかちょっぴりなんだから。」と。
とは言え男の子にとっては大問題。
「そらはこんなにあおいのにぼくはちょっぴりもれたろう。」
「うみはこんなにひろいのにぼくはちょっぴりもれたろう。」と。
なんだか、この子の気持ちがわかるーと思ってしまいました。
気にしないと思ってもやっぱり気になってしまうその心の動きが描かれていて読んでみたくなりました。
そんなところが大人の女性にも共感をよんでいるのかもしれませんね。
ヨシタケさんは
「元々小さい頃からメンタルが弱くて落ち込みやすい、傷つきやすいんですけど社会人になるとそれじゃやっていけないから自分を励ましなおすそれがやっぱりスケッチで面白いことを見つける。
世の中を面白がることの練習をずっとやっている。
それがたまたま、絵本に転用できている。」と話されていました。
ヨシタケさんのお話からも視点を変えていく面白さを感じました。
まとめ
あさイチで紹介されていた大人の女性にも大人気!注目の絵本作家ヨシタケシンスケさんとその絵本についてご紹介いたしました。
ヨシタケシンスケさんの絵本では落ち込みやすかったり、傷つきやすかったり、ネガティブなことが少しの考え方の違いで面白くなる、そんな所が魅力なんですね。
ネガティブな気持ちを大切にしつつ、考え方を変えて行くっていいですね。
親子だけでなく、大人の女性にも人気の秘密がわかった気がしました。
日々の暮らしの中でちょっと疲れてた時や、ネガティブな気持ちになってしまった時にヨシタケさんの絵本を手に取ってみたいなと思いました。
以上でこの記事を終ります。
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